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多摩美術大学×グッドパッチのUIデザイン産学協同研究レポート

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こんにちは!グッドパッチの岩田です。

昨年より、グッドパッチは多摩美術大学と産学共同研究を行っています。これからもっとデザインを学び、デザイナーになりたいと思っている学生を対象に、プロトタイピングツール「Prott」を導入した授業を実施しています。本記事では、その様子をご紹介します!

多摩美術大学と共同研究をしているわけ

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洗練されたUIデザインを効率的に生み出すデザイン手法を探求しよう!」と共同研究がはじまりました。

多摩美術大学では以前よりUIデザインの授業はありましたが、設計したUIデザインをFlashやHTMLで形にしていたため、設計やグラフィック作成以外の技術習得の必要があり、アウトプットまでの時間が足りないという課題がありました。

そこで本プロジェクトでは、プロトタイピングツール「Prott」を導入することにより、学生が授業のメインであるアプリの設計とグラフィックにより力を入れられるように工夫を施しています。アウトプットまでの時間をProttで削減することで、授業中に実施するフィードバックの回数を増やすことができています。

授業内容

授業で取り組んだテーマは、「写真機能による生活を楽しくさせるアプリデザイン」。各々が、自分の経験をもとに、自由にストーリーとアイデアを発想します!

グッドパッチのデザイナーのレクチャーをみながら、まずは、手書きのアイデアスケッチでプロトタイピング。汚くても、どんどん描いて、検証します。

「Prott」では遷移先のリンクやアニメーションを設定するだけで、簡単に動くプロトタイプをコーディングなしで制作することができます。 

prototyping_2

基本構成が整ってきたら、ブラッシュアップしたデザインを取り込み、学生同士でユーザーテストを行います。画面ごとに対するフィードバックだけでなく、体験全体に対するフィードバックもするように心掛けます!

成果発表会

3ヶ月の制作期間を経た後、授業の成果発表会をグッドパッチで開催しました。1人ずつ、「Prott」を使って制作した自分の作品を紹介します。たくさんの人の前でのプレゼンテーションからは緊張感が伝わってきました。

presentatin

プロトタイピングが幾度も繰り返された制作物は、どれもクオリティーが高く、かつバラエティーに富み、刺激的なものでした。質疑応答では、グッドパッチ社員と意見が交わされ、今後のブラッシュアップが楽しみな作品も見受けられました。

作品紹介

舞台めぐり

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舞台めぐりは、映像作品のロケ舞台巡りを楽しくするアプリです。目的地までの予算・所要時間提示のほか、その地に赴くことで、特別な映像コンテンツを見ることができる設計になっています。旅行をより楽しくできそうです。(https://prottapp.com/p/fbe326#/s/5750fbeb4942fb382492b66b)

graffiti

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スプレーやフェルトペンを使って壁などに描かれるグラフィティを投稿・閲覧するアプリです。世界で描かれているストリートアートを見る中でインスピレーションが湧いてきそうです。(https://prottapp.com/p/a85cb3#/s/57721c2686e4657673fa99ba)

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多摩美生のための作品投稿アプリです。作品に対するアドバイスと質問を、場所を指定して行うことができます。作品の好きな部分だけ切り抜いた自分だけのスクラップブックを作ることもできます。作品を通じて、交流が生まれそうです。(https://prottapp.com/p/8ea8dd#/s/5760ee9786e4654c063d4a76)

授業の感想

学生の感想

  •  アプリを作ると聞いたとき、プログラムのことなど、専門的な知識がない自分でもできるのかと不安に思ったが、「Prott」のおかげで知識がなくてもアプリの動きを画像に付けることができたので、UIデザインの「デザイン」の部分に力を入れることができてよかったです
  • 使う人のことを考えながら、機能に何を入れて、何を捨てるのか、またそれを画面としてどう繋げるのかという、同時に複数の問題を解決しなくてはいけないUIデザインは奥が深いなと思いました
  • 「わかりやすいデザインとは何か」について考えたときに、「自分のわかりやすい」と「人のわかりやすい」は違うことに気づき、「誰もが分かりやすいデザイン」を作るのはとても難しいと感じました

グッドパッチ担当者の感想

 デザインをするときは頭で考えすぎてアウトプットを出さないよりも、未完成でもアイデアを具現化することが大切です。

この授業では、パソコンでグラフィックを起こす前に手書きのスケッチで何度も検証を行いました。そのような途中経過を見せる時は、意見をもらうことが恥ずかしかったり、ネガティブな意見をもらうと落ち込んでしまったりすることもあるのですが、クオリティーの高いプロダクトを作るために重要な過程です。

フィードバックをくれる人は「プロダクトを良くしようと協力してくれている!」とポジティブに考えられるようになれば、どこへ行っても前向きにデザインできるようになるので、このマインドを大事にしていってください!

さいごに

プロトタイピングを導入したデザイン手法を学ぶことによって、デザインそのものの魅力を感じ、もっと学びたいと思ってくれる学生が増えることを願っています。

プロトタイピングツール「Prott」はこちらからどうぞ。

また、昨年の産学共同研究についてはこちらをご覧ください。

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